モンスターハンターワールドのオトモアイルーのシステムについての解説です。
オトモアイルーについて
モンスターハンターシリーズでハンターのクエストのお供として定番のオトモアイルーで本作でも登場する。
ハンターの相棒としてクエストの際に攻撃やサポートをしてくれるのはこれまでのシリーズと同様で、オトモ用の装備も充実していて好きな武器、頭防具、体防具を装備させて強化したり好みの見た目にするだけでなく、最初のキャラメイクのときに見た目も細かく設定をすることができる。
モンスターハンターワールドでのオトモの特徴として、環境を利用した行動をとることも特徴となっている。
オトモはシングルプレイのときはもちろん連れて行くことができるが、マルチプレイの場合でもパーティメンバーが一人か二人であればそれぞれのオトモを連れて行くことができる。
マルチプレイでパーティの人数が3人か4人のときはオトモを連れて行くことができない。
本作では仲間として行動できるアイルーは最初から仲間になっている1匹のみで、スカウトしたり様々な種類のアイルーを好みに育成するという要素は存在しない。
また、MHXシリーズでオトモアイルーを操作できたニャンターのシステムも本作ではなくなっている。
オトモ道具
モンスターハンターワールドでは、オトモは武器と頭防具、体防具を装備できるのは旧シリーズと同じだが、それに加えて「オトモ道具」というアイテムを装備することができる。
オトモ道具は最初は1種類しかないが、各地のフィールドで獣人族のテトルーを見つけて仲良くなることで使えるオトモ道具の種類が増えていく。
本作で最終的に使用できるオトモ道具の数は以下の6種類。
入手エリア | オトモ道具 | 効果 | 熟練度上昇の効果 |
---|---|---|---|
最初から | ミツムシ寄せのお香 | 回復ミツムシのミツでプレイヤーの体力を回復する。 | 回復量UP |
古代樹の森 | あしどめの虫かご | 強烈な閃光でモンスターの行動を制限する | 行動を制限する時間がアップする |
大蟻塚の荒地 | まもりの大盾 | 巨大な盾で身を守り、モンスターの注意をオトモ自身に向ける効果がある。 | ガード確率が増す |
陸珊瑚の台地 | はげましの楽器 | 楽器でさまざまな音色を奏でて攻撃力アップや毒耐性付加などの効果を付与する。 | 演奏効果に様々な効果が追加される |
瘴気の谷 | ぶんどり刀 | ぶんどり突撃を使用してモンスターから素材を盗む | 成功率がアップし、再使用時間が短縮される |
龍結晶の地 | ガジャブーの壺爆弾 | ガジャブーが作った壺爆弾を投擲し、ダメージを与える。オトモスリンガーと組合せ、連続砲撃を行う。 | 成功率がアップする |
オトモ道具の熟練度
オトモ道具には熟練度が設定されていて、クエストに出撃するたびに少しずつ上昇する。
熟練度が上昇することでオトモ道具使用時の効果も上昇する。
オトモ道具のレベルはオトモ道具ごとに設定されていて、最大でレベル10にまでなる。
初期の熟練度のオトモ道具はオトモが自動的に使用するが、オトモ道具の熟練度6か10までに上がると「◯◯の指笛」と呼ばれるアイテムがアイテム使用覧に自動的に追加され、ハンターの使いたいタイミングでアイテム欄から選択してオトモに指示を出すことができるようになる。
ただし、一度使用してから再度使用するまでには時間経過が必要となる。
「オトモダチ」システム
モンスターハンターワールドでは、オトモはフィールド上にいる一部のモンスターと話をすることができ、狩りの手助けをするように交渉することができる。
例えば、小型モンスターのジャグラスと交渉することでオトモがジャグラスに騎乗したり、獣人族のテトルーに罠をはってもらうことができたりする。
なお、この交渉によるオトモダチのシステムを利用できるのはシングルプレイのときのみで、マルチプレイの際には使用できない。
オトモ装備と出撃設定
オトモの装備変更と出撃設定は、マイハウスか各フィールドのキャンプで行うことができる。
オトモ装備の作成はハンターと同じく加工屋で素材から作成できる。
オトモを連れて行かずにクエストに挑戦したい場合は待機設定にすることで連れて行かないことも選択できる。
オトモのレベルアップ
オトモはクエストのクリア時に経験値が得られ、一定量溜まることでレベルアップする。
(クエストに出撃しなくても出撃時の半分の経験値が得られる)
レベルアップすることで、オトモの体力と攻撃力、防御力のステータスが徐々にアップしていく。
それ以外に、レベルアップすることでハンターをサポートしてくれる(状態異常時に助けてくれる等)確率がアップする他、クエスト中にさぼりにくくなるといった変化がある。